結束バンドを最適に使おう
2019年11月21日

降雪地域でのケーブル使用について

太陽光発電のソーラーパネルは、太陽光が照射することで内部にある半導体が起電力をつくりだす仕組みです。

ソーラーパネルは、太陽エネルギーを電気エネルギーに交換するための装置なので、表面に何か太陽光を遮ってしまうような障害物があると、発電効率が落ちてしまいます。たとえば、降雪地域で雪が降り積もってしまった場合には、一気に発電効率が悪くなってしまうため、定期的な雪下ろしなどが必要です。

雪が多いエリアでは、太陽光発電はあまり発電効果が見込めなのではないか、という意見が多いかもしれませんが、じつは豪雪地帯と言われる長野県は、太陽光発電の発電効率が全国でもトップクラスのエリアです。雪が降るなどの地域では、通常の太陽光発電システムの製品ではなく、特別なエリアで使用することができる寒冷地仕様という製品が使用されています。

そのため降雪が多いエリアの長野県でも、発電効率が全国で上位になるというわけです。ソーラーパネルからの電力は、ケーブルを使用して送電をしていますが、ケーブルの配線は地面に行われています。降雪量が多い場合には、雪に覆われてしまって配線がどこにあるのか分からないということもあるため、メンテナンス時などのことも考えた配線をすることが大切です。

しかし、マイナスの気温になる事も多いため、ケーブルは凍結などでひび割れが生じることがあります。電気が流れているため、中に水が入ってしまうとショートする危険性も高くなります。降雪地域などで、こういったトラブルを未然に防ぐためには、寒冷地仕様のケーブルを使用する事が必要不可欠です。

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